目標達成できない人がまずはじめにやった方が良いこと

おはようございます。こんにちは。こんばんは。


コーチの梅村です。


今回は、

「目標達成できない人がまずはじめにやった方が良いこと」

というテーマでお話ししていきたいと思います。

 

「うまく目標設定できたつもりだったけど、目標達成できないのはなぜなのか?」


コーチングの仕事をしていると、いろんな方から多様な相談を受けることが多いのですが、中でも、「目標設定」についての相談を受けることが少なくありません。


「目標設定をした時点では、本気で達成しようと思ったしやる気も十分だったけど、なぜか目標達成できない。」


「目標達成ができないのは、目標設定の仕方が悪いからなのか?」


というような「目標達成」「目標設定」に関する相談です。


相談者に話を聞いてみると、

やる気も十分ですし、その目標を達成したいという意志も強く伝わってきます。


果たして、今回のような「うまく目標設定できたつもりだったけど・・・」というようなことが起こる理由は何でしょうか?


「果たして『目標設定』に問題があるのか?」


結構、「うまく目標設定できたつもりだったけど・・・」「目標は立てたんだけどね・・・」ということは実際あると思うんです。


そして、うまくいかなかった原因を「目標設定のやり方」にあるとみて、

目標設定の正しいやり方を学んで、「正しいやり方」で目標設定をしてみた、という人は少なくないんじゃないかと思うんですよね。


この記事を読んでいる人も、調べてやってみた人が多いと思うんですよ。



でも、結局解決しなかった人の方が多いんじゃないかなと思います。


そして、「なんでだろう?」「目標の立て方がまだ悪いのかな?」という状況に陥っているわけです。


確かに目標達成していくためには、目標設定は重要であり、目標設定の仕方が悪いと、目標達成がうまくいかないことが多いのですが、


今回のような悩みをお持ちの方って、話を聞いてみるとそこまで目標設定の仕方が悪いことは少ないんですね。(むしろよくできている「目標」であることが多いです。)


じゃあどうすればいいんだ?!何が問題なんだ?という声が聞こえてきそうですね。


ここで大切なことは発想の転換をしてみることです。


「果たして『目標設定』に問題があるのか?」

「他に問題があるんじゃないか?」


と別の視点を取り入れることです。


「現在の状況をどれくらい把握していますか?」


相談者に詳しく話を聞いていくと、目標についてはとてもよく話してくれるのですが、


現在の状況について話を聞いていくと、意外と現状についての情報量が少ないことが多いです。


つまるところ、


・現状把握ができていない状況

・現状把握をしていたつもりだったけど実はできていない状況


だったのです。


今何が起こっているのか、そこに誰が関わっているのか、というようなことの解像度が低いままなのです。


結構、この現状把握、現在の状況への理解が疎かになることが多いようです。


そして、一番悩ましいのが、現在の状況は自分が一番よく知っているからそこまで掘り下げなくても大丈夫と思い込んでしまっていることなのでしょう。


コーチングセッションで現状についての話を質問交えながらじっくり聞いていくと、


・現在の状況がどうなっているか初めてわかりました。

・自分では意識していないことが初めてわかりました。

・問題が何かの全容がつかめました。


と、驚きながらおっしゃる方が多いことからわかるように、

思った以上に現状について把握できていない方は多いようです。


「結局のところ目標達成に必要なことはなんなのか?」


実は、目標を達成するためには、目標設定するだけでは足りません。


私のコーチングサポートの経験より、

目標達成できたときは下記の①〜⑦がうまくできているときだというのが私の考えです。


①具体的な目標設定

②思い込みを手放しての現状把握

③目標と現状の差分の明確化

④差分を埋めるためのアクションプラン作り

⑤アクションプランの実行

⑥実行する中での気づき・学びの獲得

⑦気づきや学びを柔軟に①〜⑤に反映



上記を見るとわかるように、

目標設定ばかりに目を向けていると、なかなかうまくいかなさそうなことがよくわかります。


今回の相談者のような方は、①はできていることが多いですので、

②の「思い込みを手放しての現状把握」が必要なのかもしれないな、と発想を変えてみると良いのではないかと思います。


現状把握を試みてみると、意外と新しい発見や気づきがあるかもしれませんよ。


そして、現状把握をしていく中で、一人だとちょっと難しいぞ、と思うことが出てくるかもしれません。


なぜならば、「思い込みを手放しての」の部分は、無意識レベルで思い込んでいることがあったりするので、自分一人では気づかないことが多いんですね。


そんな時は、誰かとの「対話」が効果的です。


自分とは違う視点・価値感・考えをもった人と話すだけで、思い込みや固定観念に気づきやすくなるのです。


これはコーチじゃなくても大丈夫です。


家族や友達、会社の同僚でも良いでしょう。


気づきやすい環境を作れればそれだけで良いのです。


それでも、コーチングが必要だ!ということになったら、私の出番となる。ということなのです。



最後に


以上で、


「目標達成できない人がまずはじめにやった方が良いこと」

についてのお話を終わります。


目標達成ができていないなあという方は、

まず、事実と思い込みを分けながら現状を把握すると良いでしょう。

そして、目標と現状の差分を正しく理解し、目標達成までの道筋を立てると良いと思います。


「もっとお話を聞いてみたい!」

「自分の課題は、どう取り扱ったら良いのか?」

「現状把握をもっとちゃんとやってみたい」


という方がいらっしゃいましたら、是非ともお話を聞きできればと思います。


無料でオンラインで個別相談会をやっておりますので、

お気軽にお問い合わせくださいね。


そして、あなたの抱えているお悩みや、達成したい目標について、

お聞かせいただけましたら幸いです。


あなたとお話しできるのを楽しみにしています!


梅村